新型コロナウィルス のロックダウンによって経済活動が停止し、
世界中の海や空が綺麗になっていると言われています。
しかし、「COURRiER Japon」では以下のようなニュースが配信されています。
《「ガーディアン紙」によると、すでに海洋汚染は深刻な状況になっているという。使い捨てマスクがクラゲのように海中を浮遊し、ラテックス製の手袋が海底に沈む──。ダイバーたちは、アルミ缶やプラスチックカップといったゴミのなかに、こうした「コロナごみ」を目にするようになった。こうした状況に、フランスのNGO団体「Opération Mer Propre」は警鐘を鳴らす。同団体のローラン・ロンバートによれば、フランスだけでも20億枚の使い捨てマスクをオーダーしている。彼は、海に捨てられたマスクを映した動画をSNSにアップし、こうコメントしている。》
海に漂うマスクがイルカやウミガメの内臓から見つかっているそうです。不織布というので紙のように分解されると思っていましたが、プラスティックも含まれるためか、分解に450年かかると言われます。これからも当分の間マスクは必需品となりますが、せめて捨てるときは可燃ごみとして処理されるよう捨て方にも注意をしましょう。(by事務局長)