月別アーカイブ: 2020年6月

たのしく脱プラ生活できるかな?

いよいよ7月1日から「レジ袋有料化制度」が始まります。

これで脱プラスチックの動きが加速すると良いですね。

我が家でも、エコバッグとマイボトルは定番で、ずっと使っています。

▲約10年間使っているエコバッグとマイボトル。

最近では、麦わらを使ってストローを作ってみました。

▲無農薬栽培のスペルト小麦でストローを作ってみた。
▲ちゃんと使えます。

我が家で栽培している小麦ミナミノカオリという品種では、茎が細すぎて吸うのに苦労しましたが、背丈が高くなるスペルトという品種では、ちょうど良いストローになりました!

強度も質感も、申し分なく、繰り返しストローとして使えそうです。

作り方は、東広島市で米袋をリユースした手提げかばんを製作・販売している「canvas bag&goods infinity」さんに教えて頂きました。

これで楽しく脱プラ生活が進むかも。

<参考>

まじめな話題からお洒落な生活雑貨まで詳しく知りたいならwebsite「プラなし生活」がおすすめです。

Youtube動画チャンネル「プラなし生活」もあります。


エコな農家を目指す「しわ・ちんねん」より。

「マスクで海が埋め尽くされる!」と警鐘

新型コロナウィルス のロックダウンによって経済活動が停止し、
世界中の海や空が綺麗になっていると言われています。
しかし、「COURRiER Japon」では以下のようなニュースが配信されています。

《「ガーディアン紙」によると、すでに海洋汚染は深刻な状況になっているという。使い捨てマスクがクラゲのように海中を浮遊し、ラテックス製の手袋が海底に沈む──。ダイバーたちは、アルミ缶やプラスチックカップといったゴミのなかに、こうした「コロナごみ」を目にするようになった。こうした状況に、フランスのNGO団体「Opération Mer Propre」は警鐘を鳴らす。同団体のローラン・ロンバートによれば、フランスだけでも20億枚の使い捨てマスクをオーダーしている。彼は、海に捨てられたマスクを映した動画をSNSにアップし、こうコメントしている。》

海に漂うマスクがイルカやウミガメの内臓から見つかっているそうです。不織布というので紙のように分解されると思っていましたが、プラスティックも含まれるためか、分解に450年かかると言われます。これからも当分の間マスクは必需品となりますが、せめて捨てるときは可燃ごみとして処理されるよう捨て方にも注意をしましょう。(by事務局長)

海に漂うマスクと手袋
photo : operation Mer propre / facebook

エコネットひがしひろしま意見交換会(交流会)のお知らせ

本記事は、令和2年7月31日までトップに固定しています。
 最新の記事は、1つ下の投稿からご確認願います

お久しぶりです。苺大好きマンです。
さくらんぼのおいしい季節がやってきましたね。
去年植えた我が家のさくらんぼは、まだ実をつけてません。
とても楽しみです。


さて、話は変わりますが、
例年、エコネットひがしひろしまでは、会員同士で友好を深めるための交流会を行っています。

今年度につきましては、次のとおり開催いたします。

◆◇◆交流会◆◇◆
1 日程
  令和2年7月31日(金) 14:30~16:30(開場・受付 14:00~)
2 場所
  東広島市市民文化センター3階 アザレアホール(東広島市西条西本町28番6号)
3 内容
  各会員の活動発表、会員相互の交流等
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

皆さま、ぜひご参加ください。

当日は、懇親会も予定しています!

(参考)交流会案内

 

初夏の畦草刈り

草刈りの方法には、3種類ある。

1.仮払い機(回転刃とナイロン紐の2種類)
2.自走式草刈り機(ナイフ刃)
3.草枯らし(農薬)散布

草刈り後、刈り草が乾いたら集めて焼く人は、ほとんどいなくなった。
高齢化、省力化で、草伸び放題も多くなった。
でも、稲が植えてあるだけでも良しとせねば!
しかし、5~10年もすると、耕作放棄地が増加すると危惧する。

草枯らし散布の左側の畔は、1年間このままの状態で草が枯れてくる。
畦土はもろくなる。自走式草刈り機では刈れない状態になってくる。

 

左側の他人田圃際は残して半分から右側の我が家の田圃側を草刈りし草集め&草焼き

 

草刈り後の草放置のままで、再度草が伸びてきた状態。
ミミズの発生⇒モグラ集まる⇒畦の水漏れ

 

耕作放棄地:畦から田んぼの中まで草群となっている。





オオキンケイギクは特定外来生物です

5月頃から国道2号線西条バイパスの法面や道路脇などにキバナコスモスのような花が一面に咲き始めます。(キバナコスモスとは葉の形が違います) 
この花はオオキンケイギクといってアメリカ原産の特定外来種です。日本には鑑賞目的で導入されましたが、繁殖力が強く、荒地でも生育できるため、緑化などに利用されましたが、カワラナデシコなどの在来種に悪影響を与える恐れが指摘され、2006年に特定外来生物として栽培・譲渡・販売・輸出入が原則禁止されました。ご家庭で栽培しないことはもとより、広島県では「目撃したら情報を」と呼びかけてるので、情報提供をお願いいたします。

<広島県のホームページ>
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/47/investigation-ookinkeigiku.html
オオキンケイギク

ドイツでは昆虫が75%も減少した!?

今日は6月4日。

64、ムシ、虫の日ですね。

ドイツでは、この27年間で昆虫の種類と量ともに75%も減少したという驚きの研究結果が2017年に公表されました。

その報告書の日本語訳(概要版)が、「日本生態系協会」のホームページで無料ダウンロードすることが出来ます。

(生態系協会の有料会員になると、日本語訳完全版が購入できるようです)

【ドイツ連邦政府の『昆虫保護行動計画 昆虫の大量死に対して協働で効果的に取り組む』日本語版 A4版8ページ



ドイツでは、産業革命時の急激な工業化で、多くの自然が失われたという厳しい過去があります。

ドイツ政府は、これ以上の自然が失われると、農業生産の低下を始め、大きな経済的損失が生じると判断したようです。

この概要版では、昆虫保護のための9つの分野で46の行動計画が具体的に示されています。

調査、研究の成果が国家の政策に反映されるという、良い事例ですね。


東広島市でも、そろそろゲンジボタルが飛び始める季節になりました。

私たちも、身近な自然が失われないように、参考にしたいものですね。