「緑のわっかWG」では,平成23年度広島大学地域連携推進事業B-9『広大生の生活エコ化でCO2削減!!』を広島大学国際センターとともに実施しています。
10月15日(土)の午前9時30分に広島大学国際交流会館2階の談話室に留学生11名,日本人学生10名,エコネットひがしひろしま3名の合計24名が集まり,ゴミについての講座「東広島のゴミ事情について学ぼう!&野菜畑の野菜でBBQ」を実施しました。
参 加者は日本語と英語での自己紹介のあと,エコネットひがしひろしまの「緑のわっかWG」による「地球温暖化と東広島のゴミ事情」講座を受け,日本のゴミ事 情を学んだ後,参加した留学生による母国のゴミ事情についての説明を聞き,世界のゴミ事情について理解を深めました。
母国のゴミについて紹介する留学生
「生ゴミコンポスト」の講座では,生ごみの約7割が水分であり,その処理に莫大なお金がかかっていること,それが温暖化の原因であるCO2の発生源の一つであることなどを学びました。そして,実際に生ごみを肥料にするためのミミズコンポスト容器を設置し,BBQで発生した生ごみを早速コンポスト容器に入れました。
生ごみコンポスト講座
ミミズコンポスト容器を設置
その後,屋外に移動しBBQをしながら,留学生と日本人学生,そしてエコネットひがしひろしまのメンバーが交流を深めました。
- 野菜畑で育てた野菜でBBQ
参加した学生たちは,「出来るだけゴミを減らしていこうと思った」「プラスチックを人が分別していると知り,もっときちんと分別しようと思った」「ゴミ処理にすごくお金がかかるのに驚いた」など,ゴミ処理に対する理解を深めたようです。
このような体験を通じて,留学生と日本人学生が共に世界のゴミや食糧事情を学ぶことで,日常生活をグローバルな視野でとらえ,自然環境だけでなく国際理解が深まることを期待しています。
「緑のわっかWG」では,この経験をもとに東広島市民の皆さんへも楽しくゴミについて考えてもらえるような取り組みを行っていく予定です!!