広報9月号に団体会員である「ひがしひろしま環境家族」が紹介されました。
昨年「みつろうラップをつくろう」というセミナーが開催され、その様子や活動の概要が掲載されています。ぜひご覧ください。
ところでみなさんは「みつろうラップ」をご存知ですか?
みつろうラップはエコラップとも呼ばれ、ニュージーランドに住む一人の女性Toni Desrosiersさんが発明しました。栄養士だった彼女はプラスチックに含まれるBPA(環境ホルモンの一種)が人体に悪影響を及ぼすことを知り、プラスチックを使わずに食品を包装する方法をリサーチするようになったそうです。プラスチックが発明される何百年も前から、人は食品を包んできた」と考え、歴史的な食品包装に焦点を当てるようになります。食品の歴史に関する専門書を読み漁り、博物館や図書館で資料を捜し歩きました。しかし決め手となったのは、あるおばあさんの言葉だったそうです。
「子どもの頃、布の上にろうそくを溶かして、今で言うラップみたいなものを作ったのを覚えているわ」これを聞き、Toniさんは自宅のキッチンで実験を重ねました。自然由来のものだけを使い、人体に悪影響のないサステイナブルなラップを作りたい———こうしてたどり着いたのが「みつろうラップ」だったのです。
(世界のパッケージ&プロモーションの情報サイト「パケトラ」より一部転載)
「みつろうラップ」は自分の好きな柄の布でできるので、キッチンを楽しくしてくれ、環境ホルモンの心配もなく、化石燃料を使わないという良いことづくしです。
取り扱いの注意点はありますが、作り方は簡単でネットにたくさん掲載してあります。通販もたくさんあるのぜひお試しくださいね。
https://coala.co.jp/abeego/
10月3日に「みつろうラップ」のセミナーが開催されます。
問い合わせはhigashihiroshima5@gmeil.comまで。